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皮脂分泌


1日の皮脂分泌量は平均すると1~2グラムだそうです。

皮脂も個人差が大きく、また季節よる変動や
生活面における様々な変化にも影響されます。

そして年齢によっても変動します。

男女ともに16歳から20歳位までが皮脂腺の活動が盛んです。
女性は30歳前後から、男性は40歳前後から皮脂量が減少していきます。


皮脂の分泌は「男性ホルモン」によって亢進され
「女性ホルモン(卵胞ホルモン)」によって抑制されます。

皮脂分泌量を支配するのは男性ホルモンなので
当然、女性より男性のほうが皮脂量が多いです。

女性は副腎皮質由来の男性ホルモンによるので
女性の皮脂量は男性の85パーセント程度だそうです。

女性は生理前になると黄体ホルモンの分泌が高まります。
黄体ホルモンは皮脂分泌を亢進するので、生理前は皮脂量が多くなります。

皮脂の分泌は絶え間なく一定に行われているわけではありません。

皮脂の分泌がある一定量まで達すると、皮脂腺に圧力を加えて
排泄を抑制するようになります。

洗顔をしたり、拭き取り化粧品などで皮脂をとると皮脂は2~3時間内に急速に分泌されます。
しかし、皮脂量がもとに回復すると、それ以後の分泌は緩やかになります。

あぶらとり紙で皮脂をとると、とった分またでてきます。
頻繁に使用すると、その分またでますので注意が必要です。

皮脂は皮脂膜となってお肌を守ってくれています。

外界の刺激や、微生物・アレルゲンの侵入を防いだり角質層の水分を蒸発させねいようにしたり
弱酸性を保って有害な細菌の繁殖を防いだりしてくれています。

大事な役目を果たしているので、必要以上に取りすぎないことです。

この皮脂膜のpH値は・・・4.5~6です。

「pH」(ペーハー)というのは酸性とアルカリ性の度合いを0~14までの
数字で示したもので、中間の7を中性それより大きい値をアルカリ性、小さい値を酸性といいます。

お肌(皮脂膜)は4.5~6なので「弱酸性」なのです。

脂性肌の人ほどpHが酸性(4.5)
乾性肌の人ほどpHがアルカリ性(6)に傾いています。

6の時のほうが菌が繁殖しやすい状態です。

男性のほうが女性より脂性肌なので、pH値は酸性です。

女性のように化粧品をつけなくても、殺菌力がある皮脂膜がちゃんと守ってくれているのです。

スキンケアを一生懸命している女性からすると、
何にもしないでキレイなお肌の男性はうらやましい限りです。
(乾燥する女性のほうが菌が繁殖しやすいのです)

皮脂分泌は気になりますが、皮脂は皮脂膜となるので気にし過ぎないように、
また取り過ぎないようにしましょう。

取りすぎ、洗いすぎで気になることがあります。

背中の吹き出物に悩む女性は意外と多い。
フェースラインや、胸元、背中に吹き出物ができるのは
カラダが冷えているサインです。

子宮や腸や骨盤を温めること☆
そしてもうひとつ大切なのは、洗い過ぎないこと!!

背中も皮脂が出ています。
皮脂を取りすぎてかさかさ乾燥した状態では、
菌がさらに繁殖します。

洗うときにゴシゴシこすったりすると、治りかけの吹き出物も
刺激されて悪循環に・・・

背中は今のうちにきれいにしておきたいところ。
そんなに汗をかかない今の時季だから、洗わないことを提案します。

ぬるま湯で流すだけ。ボディソープは使わない。
こすりたいのなら、米ぬかをいれたガーゼなどで。

米ぬかの成分のセラミドは人の肌のセラミドと同じです。

洗わないほうが、背中はきれいになっていきます。












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