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2012年09月

冷え⑥ 冷えのサイン

☆冷え症かどうか見分ける目安に
「おなかの冷え」「汗のかき具合」「むくみ」があります。

冷えのある人はおへそから下が冷たくなっています。
女性は下腹部や子宮が冷えやすいです。
おなかが冷えていると、いくら手足がほてっていても体は冷えています。

水は重力の関係で下半身にたまりやすくなります。
下半身が水で冷えると、本来下半身に行くべき熱が上半身に上り
顔が赤くほってったり、のぼせたりします。
これも冷えのサインです。

汗っかきな人は水分を出しているからよさそうなものですが
本当に健康な人はむやみに汗をかきません。
汗をたくさんかくのは、体内に余分な水分が多すぎるからで、
その水が体を冷やしているのです。

内臓や関節などの目に見えないところに水がたまていると
痛みや胃もたれ、炎症の原因になります。

☆冷えの兆候は必ず体に現れます。
血行が悪くなって、血液がよどんだ状態になります。
体が冷えて全身の細胞の代謝が落ちて、血行が悪くなります。
そこで古い血液がたまっていき、血液が汚れていきます。

最初に起こるのは、体表面を走る「静脈の毛細血管」です。
それが冷えを知らせるサインとして、体のあちこちに現れるのです。

★体の冷えのサイン★
顔が白い、赤ら顔、目の下のくま、唇の色素沈着、めまい、耳鳴り、頭痛、ほてり、のぼせ
手のひらが赤い、手が冷たい、肩こり
おなかが冷たい、足が冷たい、むくみ、下肢静脈瘤、生理不順、不正出血、頻尿、痔
汗がでない、汗を大量にかく、青あざができやすい

冷え⑤ 血行不良が細胞の機能に影響

冷えが招く見過ごせない弊害が、血液を汚すことです。

冷えると手足の先が冷たくなる=血行が悪くなります。
そして血行が悪くなると、血液も汚れていきます。

サラサラ流れている澄んだ小川の流れが、ひとたびせき止められてしまうと
よどんで汚くなってしまうのと同じです。

漢方医学で「万病一元、血液の汚れから生ず」という言葉が2000年も前からあるそうです。
あらゆる病気は血液の汚れから起こると、病気の原因を血液の汚れに特定しています。

現代医学の常識からすると、それだけとは言い切れませんが・・・

血液は全身の60兆個の細胞に酸素と栄養素を送り届けています。
その血液が汚れていたのでは、細胞は満足な活動ができず
再生が妨げられたり、細胞自体が痛んだりしてしまいます。
それが全身の臓器や組織で起こるのですから、病気にもなります。

このように細胞の機能が落ちると、代謝が悪くなって熱が産生されなくなります。
血液の汚れがまた冷えを招くという悪循環になっていくのです。

☆体を温めると、体は強くなる☆

①冷えが解消⇒水の代謝が活性化⇒痛みや深い症状が改善

②血流が良くなる⇒細胞に酸素や栄養素が十分に届く
⇒一つ一つの細胞が元気になり、臓器も正常に機能する

③免疫機能(白血球の働き)が高まる
⇒体外から侵入する病原体や、体内で発生するガンなどの異常細胞を強力に排除
⇒風邪などの感染症やガンなどを予防


冷えると悪いことばかり、温めるといいことばかり・・・です。

冷え④ 冷えは万病の元

冷えるといちばんにかかる病気は風邪です。
英語で風邪はCold=冷え
昔から言われている「風邪は万病の元」は「冷えは万病の元」とも言い換えられます

実際に冷えから起こる病気は多く
ガン、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、肺炎、アレルギー性疾患
膠原病(慢性間接リウマチなど)、心臓病、肝臓病、糖尿病、胃腸病、めまい、耳鳴り
うつ、ノイローゼ・・・・

☆冷え、水、痛みの関係

水が冷えると凍るように、寒いと手がかじかむように、全てのものは冷えると硬くなります。
人間の体も年をとって体温が下がると、骨や筋肉、内臓、血管などが硬くなります。
硬い病気・・・ガン、心筋梗塞、脳梗塞などが増えるのはこのためです。

冷えると水の循環が悪くなって水が不必要なところにたまりやすくなります。
胃や関節、細胞と細胞の隙間、あらゆるくぼみや袋状の臓器にたまり
水毒(漢方で使われる言葉)という状態を起こします。
むくみ、関節痛、頻尿、メニエル病、胃もたれなどは、たまった水が十分排泄できずに起こる
水毒の代表的な症状です。

水がたまると、その水が体を冷やします。
冷えが水をよび、水が冷えを招くという相互に深い相関関係があります。
そしてこの冷えと水が痛みの原因になります。

寒いと関節が痛んだり、冷房が効きすぎた部屋にいるとお腹が痛くなったりするのは
まさに冷え、水、痛みの関係です。

しかし人間にはこの関係をくずして、自分の体を冷えや痛みから守ろうとする力があります。
風邪をひくと鼻水やくしゃみが出たり、寝冷えをして下痢をしたりするのは
たまった水を出して体を温めようとする自然な生体反応です。
体は体なりに必死に冷えから守っているのです。


冷え③ 冷えると体は水と脂肪をためこむ

体が冷えると、太りやすくなります。

☆体温が1℃下がると、代謝は12パーセント低下するといわれています。

体が冷えると血行が悪くなり、全身の細胞に栄養や酸素が供給されにくくなります。
その結果 細胞は十分な活動ができなくなり代謝が低下します。

代謝が低下すると、体内に蓄積された脂肪がエネルギーとして使われなくなります。
それなので脂肪がたまり、太っていくのです。

☆水太りの人は同時に脂肪太りでもあります。

体が冷えてたまるのは脂肪だけではありません。
水もたまりやすくなります。

冷えて血行が悪くなって内臓機能が低下します。
尿を排泄する腎臓の機能も低下して、尿が排出されにくくなります。
また汗もかきにくくなるために、体が冷えるほど水はたまりやすくなります。

水がたまると、その水が体を冷やします。
その防衛反応として、脂肪をためて体を温めようとするのです。
水太りの人は同時に脂肪太りでもあるのです。

漢方では・・・
体が冷えると水のめぐりが悪くなり、水毒(すいどく)を起こすと考えられています。
水毒というのは、間接のようなくぼみや袋状の臓器、細胞と細胞の間、脂肪細胞の中などに
水がたまり様々な症状を引き起こすことを言います。

水毒の一番わかりやすい症状はむくみです。

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