日本人女性の肌状態は、
食事で摂る脂肪の種類や摂取量に左右されるそうです。
肉や乳製品などの動物性食品に含まれる「飽和脂肪酸」
・常温で固まるものが多い
・血液の上がれを悪くして、血中コレステロール値を上げる
・脂肪組織にたまりやすい
・脳や神経細胞、生体膜などに含まれていて重要な働きをする
・細胞膜、性ホルモン、副腎皮質ホルモン、胆汁酸、ビタミンD前駆体の原料になる
などの特性があります。
オリーブオイルなどの植物油や、魚の脂EPA・DHAなどに含まれる「不飽和脂肪酸」
・常温では固まらないものが多い
・悪玉コレステロールを減らす
・DHA・EPAは脳の働きをよくする
・血流をよくする
飽和脂肪酸より、不飽和脂肪酸が体に良いことはおわかりだと思います。
お肌にとって「水分量」はとても大事です。
水分の他に「張り」と「油分」も大事で、これが少ないと、シワが多くなります。
不飽和脂肪酸の摂取量が多い人は、お肌の「張り」と「油分」が多い傾向にあるそうです。
また、緑黄色野菜を沢山食べる人は、シワが少ないそうです。
日本人の肌が黄色なのは、緑黄色野菜に含まれるカロテンが
肌に存在するからです。カロテノイドが高いからです。
だから白人よりも、シワになりにくいのです。
緑黄色野菜を沢山食べていても、飽和脂肪酸・・動物性脂肪の
摂取量も多ければ、相対的にシワが多いことがわかったそうです。
お肌にとっていい油は不飽和脂肪酸!!
オリーブオイルやごま油をお料理に活用したり、
生魚(加熱すると油は酸化するので生が良い)を週一回は摂取
くるみ(ビタミン・ミネラルが豊富。必須脂肪酸オメガ3も豊富)
甘栗(オメガ3が豊富。むくみがとれ、体を温める効果もある)
もいいそうです。
お肌をきれいに保つために、いい脂肪と野菜をとることを心がけましょう☆